母に借金をしてもらう。

【前回の話】

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電話が終わった後日、担当者から電話がきた。

 

結局、同じ始まりだった。

 

担当者「で、返済計画はどのようになりましたでしょうか?」

 

流石に何度も何度もしつこくてイラっときた。

 

経った数日で一括払いを出来るようになるものなのだろうか?

 

いやいや、無理でしょ。

 

宝くじ当てるとか、保険金貰うとか、犯罪犯すとかしか思いつかないよ。

 

なのになんで毎日「返済計画は?」と聞いてくるのだろうか?

 

「分割で払う!」

「3ヶ月後に一括で返済する!」

 

そう伝えても拒否。

 

最初から分かっている。

 

【「期日以内に返済する」と言え、それ以外は返済計画として認めない】

 

そういうことなんだろう。

 

分かっている。

 

でもさ、回りくどくてすごい腹が立つんですよ。

 

返済計画が一択しかないなら最初から聞いてくるなと本気で思った。

 

だから、無駄に担当者に対して反発していた部分もある。

 

結局、僕が担当者の問いにこう答えた。

 

なっつ「明日中に支払います」

 

担当者「そうですか。承知いたしました。では、お振込みしていただいたらご連絡をしていただいてもよろしいでしょうか?」

 

なっつ「はい。わかりました。」

 

期日以内に支払いをする選択をした。

 

もちろん、僕にお金があるわけではない。

 

ここで言った通り、母に頼った。

 

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母もお金を持っているわけではなくて、借金をして僕にお金を貸してくれる。

 

つまり、母が借金を肩代わりしてくれるのと同じだ。

 

社会人になってとんでもない迷惑をかけたと同時に、とても情けなかった。

 

悔しかった。もしも自分が同棲生活で借金なんてしなければ...

借金の返済をしながら同棲生活した感想【準備】 - なっつの借金返済ブログ‐天国と地獄の借金生活体験談

 

どれだけそんな風に思ったのだろう。

 

どれだけ自分の人生を後悔したのだろう。

 

死にたくなった...

 

そう思いながら、母に助けてもらってカード会社への借金を返済した。

 

借金返済履歴

 

このままではいけない。変わらないといけない。

そう思った。

 

そして、少し経った後、その思いへし折るかのように追加で返済の取り立てがきた。

 

そう、滞納していた金額すべてを催促してきていたわけじゃなかった。

 

そして結局、また母に追加で借金をして借金の返済をした。

 

 

散々な目にあった。

 

そして、親に迷惑かけた。

 

母子家庭ですっと頑張って働いてくれていた母を裏切った気持ちだった。

 

本当に自分はクズだ。

 

今度こそ変わろう。

 

そう思った。

 

そして今...この状況。

 

何も変われていません。

 

本当に根っから甘い人間、というかクズ人間なんだと思う。

 

人間、根っこの部分は大きく変われないものなんでしょうね。

 

もちろん、すぐに変われる人は変われるんでしょうけど...

 

僕はそれが出来ない人間だった。

 

たったそれだけなんでしょうね。

 

いつかは母に何かしら返したい。

 

ただ、それだけを目標に頑張って生きています。

 

 

 

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