借金がバレて、婚約していた彼女の両親が一晩で敵になった話
僕は過去に婚約をしていた彼女がいました。
しかし、借金が理由で別れることになりました。
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彼女の両親には良くしてもらっていた。
実家に泊まらせてもらったり、食事やご飯にも連れて行ってもらっていた。
自分で言うのもおかしいが、かなり仲良く出来ていたのではないかと思っている。
そして彼女自身も両親とはとても仲が良く、なんでも話す仲だった。
だからこそ、借金が原因で彼女と別れることになったときは、一度彼女は実家に帰り、彼女が両親に「借金があるから別れることにした。」と伝えたようだった。
自分自身の甘えだったのかもしれない。自分に良くしてくれていた彼女の両親なら、優しく接してくれると思っていた。
いつも優しくしてくれていたから。
けれど、実家から帰ってきた彼女は笑顔で僕にこう言った。
「みんな、なっつのことボロクソに言ってたよ(笑)」
「裏切者とか」
「〇ね!とか」
そんな風に僕に対して言っていた攻撃的な言葉の数々を、彼女は笑顔で僕に伝えてきた。
その笑顔に腹が立ったがそれよりも正直、ショックだった。
何がショックかって、今まで仲良く接してくれていた人達が急に敵になったこと。
本当にこれがショックだった。
ギャンブルのせいで借金をしたのであれば、責められても納得できる。
けれど、どうして彼女との生活の為に借金を背負った。
それでもこんな結果になってしまうんだ...
自分の考えが甘かった。
ショックが大きくて毎日が抜け殻のようだった。
広い部屋に僕一人だけ。
彼女と二人でも広く感じていたから、余計に広く感じた。
僕に残ったのはただの借金だけ...
「これから先の将来」を考えたくもなく、ただニート生活を数日間送っていたある日、彼女の父親から1通のラインが届いた。
「明日、話せる?」
彼女から、僕をボロクソに言っていたことを聞いていたので、認識的には【敵】で何を言われるのか?されるのか?とても怖かったけれど「大丈夫です」と答えて会うことにした。
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